●words from SAYOKO
●第一章 Baliを拠点に
●第二章 MEXICOで出会ったモノ作り
●第三章 ティビで寝泊まりしながら世界を巡る
●第四章 人生は自分が主役の MOVIE
●第五章 KM*riiという生き方を伝えたい
Lui Onozaki●ルイ
1975年博多生まれ、千葉育ち。Bali を拠点に生み出されるレザーアクセサリーのブランドKM*Rii(ケムリ)のディレクターにしてデザイナー。1998年にMexico を旅していたときにレザーワークを覚え、同時に現在同ブランドのリード・デザイナーである TERUKI と出会う。2000年二人でKM*Riiを立ち上げた後、2年ほど世界10か国以上をインディアン・テント ”ティビ” で寝泊まりしながらモノ作りをして売る旅を続けるなか、01年に Bali にアトリエを設立。 世界のUnderground culture から生まれたレザーアクセサリーの数々は、現在、日本、アメリカ、イタリア、ロシア、香港、オーストラリアなど世界各地のショップに置かれている。
http://www.kmrii.com

 初めて彼の作品を目にしたのは、高木由利子さんがが腰につけていたバッグでした。ハードでありながらエレガント、味があり温かみがあり、民族的な感覚もあったり、そのときの環境やファッションの中で様々な表情を見せる素敵なバッグだったのです。誰の作品なんだろう、と思っていたのですが、それが KM*rii でした。
 Lui さんは Teruki さんとお二人で KM*rii を立ち上げ、南の島のバリという日本ではない文化の中に身を置いて、皮のアクセサリーを作られています。お話を伺って、その作品にはこれまで二人でいろんなところを旅して、いろんな人と出会い、いろんな自然と触れ、そこで得た人々の心の温かさや自然の温もりが込められているのだと思いました。
 皮のアクセサリーといえば、日本における元祖とも言える方はGORO'Sの高橋ゴロウさんであるかと思います。今も日本に熱狂的なファン層を持つ皮とシルバーを使ったインディアン・ジュエリーの第一人者ですが、ハーレイを乗って疾走するその姿には、Lui さんもやはり小さい頃に憧れていたそうです。
 日本の社会の本流からドロップアウトしたエッジに立ち、ロード・ムーヴィのように経験を積み重ね、そうした自分たちの生き方をも作品を通してメッセージとして伝えたい、という Lui さん。作品を通して、自分たちの生き方をメッセージとして伝えようとする、すばらしい生き方をしているのだな、と感じました。これからも2人で人生の物語が込められた素敵な作品を作っていっていただきたいと思います。



    
 



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